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【アドラー式】アダルトチルドレンも安心して実践できる最高の子育て|子育ての目標を定めよう

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  • 子育ての仕方がわからない
  • 毒親と同じ子育てのしてしまうことが怖い
  • 温かい家庭を作りたい

毒親家庭に育つと、子育ての仕方がわからず負の連鎖に陥りやすいと言われています。

ゆるくまこ

私は毒親家庭で育ったアダルトチルドレンでしたが、現在幸せな家庭を築いて暮らしています。

しかし子どもを出産したころは、自分がもし無意識に毒親と同じことをしてしまったらどうしようと不安で仕方がありませんでした。

そこでこの記事では、毒親育ちのアダルトチルドレンも安心して実践できる「本当に子どものためになる子育て」を解説します。

この記事を読めば、毒親の負の連鎖を断ち切るだけでなく、家族の幸せをより追求できる子育てがわかります。

先に結論を言ってしまうと、それは「子育ての目標」に向かって子育てをしていくことです。

子育ての目標をもつことは幸せな子育てへの入口

ここでは、子育ての目標をもつことの必要性について解説します。

アダルトチルドレンが陥りがちな子育て

アダルトチルドレンとは

アダルトチルドレンとは、次のような人のことを言います。

  • 子どものころに家庭内で傷つく経験をし、トラウマを抱えたまま大人になった人
  • 機能不全家庭で育ったことで、何らかの生きづらさを抱えた人
ゆるくまこ

医学的な用語ではなく、自己認識の概念ですが、自分のことを理解するために有用な言葉です。

【詳しくはこちらの記事で】→親子関係が苦しい人に知ってほしい4つの用語|毒親、マルトリートメント、アダルトチルドレン、機能不全家庭

毒親にされた子育てをそのままする

毒親家庭の子育ては連鎖しやすいと言われています。

そもそも子育てというものは、とても重要なことにも関わらず、学校では教えてくれません。

そのためどうしても自分の親の子育てを参考にせざるを得ません。

ここで問題は、アダルトチルドレンは「健康な家庭」を知らないことです。

自分の当たり前が、実は不健康なコミュニケーションや考えだったということがわからないのです。

ゆえに負の連鎖となって次世代に受け継がれてしまいやすいのです。

行き当たりばったりの対応になりやすい

毒親には、親の機嫌で子どもへの対応がコロコロと変わり、子どもを混乱させる、つまり行き当たりばったりの対応をするという特徴があります。

アダルトチルドレンは育ちの影響から次のようなことが、子育ての中で起こりやすくなります。

  • 過度な期待をかけてしまう
  • 過干渉をしてしまう
  • 世間の目を気にしてしまう
  • イライラをすぐ表に出してしまう
  • 自分を見失う
  • 子どもの自由奔放さに心がザワザワする
  • 子どもが甘えてくるとイライラし、無視してしまう

これらは遠い未来を見据えての対応でなく、今の現状や自分の負の感情をやり過ごす対応とも言えるのです。

一貫性のない行き当たりばったりの対応の結果、

  • 子どもの成長に悪影響が出てしまう
  • 親自身も自己嫌悪や罪悪感に悩む

ということが起こってきてしまいます。


しかし、これらはあなたのせいではありません。

アダルトチルドレンだと自覚しているあなたは、辛い出来事を抱えながらがんばってきたのだと思います。

決して「自分にはよい子育てができない」と思わないでください。

ここにたどり着いて学ぼうとしている時点で、あなたは毒親とは違います。

学んで行動すればきっと負の連鎖を断ち切ることができます!

本当に子どものためになる子育て

以上を踏まえて、本当に子どものためになる子育てには、次の3つを知ることが重要なのです。

  • 子どもが心身共に健康に生きていける子育て
  • 遠い子どもの未来の幸せを考えた子育て
  • 軸のある子育て

まずは、どんな状態が「心身ともに健康」で、「子どもの未来にとっての幸せ」かを知る必要があります。

そしてこれを「子育ての目標」として軸に据えてみましょう。

すると、自分の記憶や感覚だけに依存しない子育てになります。

結果、子どもにとって良い影響をもたらすことができます。

そうなると自分も自己嫌悪や罪悪感に悩むことも劇的に減るのです。

ゆるくまお

どんな「子育ての目標」が「子どもにとって幸せ」なの?

それはアドラー心理学を基にした子育て法(アドラー式子育て)の目標がおすすめです!!

子どもが幸せになれる「子育ての目標」とは

人が幸せに生きる道筋を照らしたアドラー心理学

アドラー心理学の創始者アルフレッド・アドラーは、「人間の幸せとは何か」について非常に深く考え、そして具体的な道筋を照らしました。

アドラーは、オーストリアの精神科医で世界三大心理学者の一人です。

現在日本では自己啓発の父と呼ばれ、アドラー心理学をわかりやすく解説した書籍『嫌われる勇気』は世界累計600万部売れたベストセラーです。

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アドラーは戦争を経験したこともあり、

  • 争いや暴力がなく
  • 人々が協力し合い、支えあって暮らす

よりよい社会を目指していました。

そしてよりよい社会を作るためには、次の社会を担う子どもの教育が重要と考え研究を進めたのです。

人間の幸せとは何か?

アドラーは、人間の幸せを「共同体感覚を持つこと」と提唱しました。

ゆるくまお

共同体感覚?なんだそれ?

共同体感覚は様々な言葉で説明されています。

人に貢献できている感覚

『嫌われる勇気』岸見一郎・古賀史健

共同体感覚は、次の「3つの感覚」を同時に持つことです。

1.この世において、私には意味があり、そして貢献できる存在である―「貢献感・有意義感」

2.この世において、私は安全性を感じ、自分に対しても他者に対しても安全で信頼できる―「信頼感・安全感」

3.この世において、私には居場所がある。私には価値があるといえる場所がある―「所属感」

『アドラー心理学を深く知る29のキーワード』梶野真

そしてアドラー式子育てでは、「子育ての2つの目標」として次のように表現されています。(子育ての目標のため、主語は「子ども」です)

【行動面の目標】

  • 自立する
  • 社会と調和して生きる

【心理面の目標】

  • 「私には能力がある」という信念をもつ
  • 「人々は仲間だ」という信念をもつ

参考:3歳からのアドラー式子育て術パセージ 清野雅子 岡山恵実

ゆるくまお

確かに我が子には、こんな感覚をもつ子に育ってほしいな

そして「共同体感覚」に向かう働きかけのことを「勇気づけ」と言います。

ゆえに、アドラー心理学を「勇気づけの心理学」とも言います。

アドラー式子育てとは、子どもが「共同体感覚」という『幸せの感覚』を育てるお手伝いをする育児法、ということです。

ゆるくまこ

つまり、アドラー式子育ての「子育ての目標」向かっていくことが、おすすめの子育てということ!

ゆるくまお

勇気づけって具体的にどうやるの?

子育ての目標に向かう具体的方法

ふり返り

  • 共同体感覚=「幸せの感覚」=アドラー式「子育ての目標」
  • 「子育ての目標」に向かう働きかけ=勇気づけ

勇気づけの具体的方法は、

子育ての【心理面の目標】を常にチェックすること

私のこの対応で

  • 子どもが「自分には能力がある」って思ってくれるかな?
  • 子どもは「親は私の仲間だ」って思ってくれるかな?

と常に振り返りながら子どもと関わっていく言動を考えていくのです。

ゆるくまこ

はじめは大変ですが、慣れるとより精度の高い勇気づけができるようになってきますよ

ゆるくまお

でも行動面の目標はどうするの?

心理面の目標は、行動面の目標を支えています。

  • 「自分には能力がある」という信念がもてると、「自立」することができます。
  • 「人々は私の仲間だ」という信念がもてると、「社会と調和して生きる」ことができます。

なので心理面の目標を達成することができれば、行動面の目標も達成できるようになるのです。

勇気は循環をしていきます。

【勇気づけられると】→【共同体感覚が身につきます】→【そして人生の課題に立ち向かう勇気が湧きます】

アダルトチルドレンは、親から勇気をくじかれて成長してきました。

そのため人生の様々な課題へ立ち向かう勇気を出しにくいのです。

しかし、それでも我が子を勇気づけることはできます!

子どもへの対応に迷ったら

ゆるくまお

心理面の目標に向かうのはわかったけど、それでも対応に悩んだらどうすればいいの?

ここでは2つの対応方法を解説します。

友達にならどうするか考える

本当に自分の対応が子育ての心理面の目標に向かっているか悩んだら、

対等で尊敬している友達にならどうするか

と参考に考えてみてください。

ゆるくまお

なぜ「対等で尊敬」なの?

アドラー心理学では、「人は対等である」と考えるからです。

夫婦であろうと、上司と部下であろうと、先生と生徒であろうと、人間としての価値は同じですよね。

本来人間としての上下関係はありません。

もちろん大人と子どもでは責任をとれる大きさは違います。

それは「区別」しなければなりません。

だからと言って、人間的に親が上、子が下というというわけではありませんし、子どもには子どもの素晴らしさがあります。

しかし、どうしても親子関係は「親が上」「子が下」となりがちです。

その思い込みから離れるために、一旦「対等で尊敬している友達」をモデルとして考えてみることをおすすめします。

こうすることで、余計なおせっかいをして過干渉になることや、イライラしてつい怒ってしまうことなどが減ります。

このブログで具体的テクニックを学ぼう

このブログでは、子育ての目標に向かうための具体的なテクニックを解説しています。

子育ての目標に向かうマインドが最重要という認識の元、解説されている子育てのテクニックを学んで実践してみてください。

子どもを勇気づける大きな手助けとなります。

子育ての目標に向かっていくための注意点

完璧な親なんていない

どんな健康的な家庭でも完璧な親はいません。

だから自分なりに一生懸命やって失敗したと思っても、自分を許してあげてください。

自分が間違ったことをしたら、きちんと子どもに謝ればいいのです。

そして自分自身が人間として成長できるように努めればいいのです。

マルトリートメント(不適切な養育)を日本に広く知らせた友田朋美医師は、著書で、

マルトリートメントが世代間を連鎖していく一方で、よい子育ても世代間を連鎖していくのです。

親の脳を癒せば子どもの脳は変わる 友田朋美

と述べています。

諦めず、学んで一歩ずつ実践を積み重ねていきましょう!

子育てをがんばる自分を癒す

自分に余裕がなければ、子どもに余裕をもって接することはできません。

ここでは自分を癒す方法を3つ紹介します。

自分も勇気づける

ここで紹介した方法は、子どもを勇気づけ、幸せの感覚を身に着けることを手伝う子育て法です。

同じようにぜひあなたもあなた自身を子育ての中で勇気づけていってください。

一番手軽にできる勇気づけの方法は、「いいところを探す」ことです。

  • どんな当たり前なことでもOKです!
  • どんな失敗の中にもいいところは必ずあります!

いいところをたくさん探して自分を勇気づけていってください。

自分への勇気づけについては次の本がおすすめです。

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自分の人生の幸せを考える

また自分自身の人生の幸せを考えることもとても重要なことです。

ゆるくまこ

親が幸せでないと子どもも幸せな気持ちになれません

これは私が子どものころに実感したことです。

私の親は「不幸自慢」をするタイプの親で、「お母さんのようになるな。あんたは幸せになりなさい」とよく言われました。

しかし子どもの頃の私は自分だけ幸せになる気持ちには到底なれませんでした。

子育ては自分の人生にとって非常に大きな出来事です。

しかし、人生の一部に過ぎません。

自分の人生を充実させることで子どもへの依存度を減らすこともできます。

自分の人生の幸せを考える具体的なヒントはこちら→子育てで親自身の人生の幸せを考えるべき理由とその方法

第三者を頼る

どうしても子育てに悩んだら、第三者を頼ることをためらわないでください。

例えば、医療機関、教育機関、市町村の相談、カウンセリングなど相談できる場所はたくさんあります。

第三者に入ってもらい、チームで子育てに当たることで子育ての辛さが軽減される可能性は高いです。

ゆるくまこ

私も仕事でたくさんの家庭の相談に乗ってきました

実際にチームで取り組み協力し合うことで、親子の困り感が減ることがほとんどです。

親としても困ったら頼る場所があるので気持ちが安定しやすいのです。

まとめ:「子育ての目標」に向かって子育てしよう

この記事では「本当に子どものためになる子育て」を解説しました。

「本当に子どものためになる子育て」とは『子育ての目標』に向かって子育てをすることです。

ACが陥りやすい子育て

  • 毒親にされた子育てをそのままする
  • 行き当たりばったりの対応になる

これらの結果、子どもの成長に悪影響を及ぼしてしまったり、親自身が自己嫌悪や罪悪感に苦しんでしまったりするのです。

しかしこれはあなたのせいではありません!

ここにたどり着いたあなたは、学んで行動すればきっと負の連鎖を断ち切り、より幸せな家庭を築けるはずです!!

子育ての目標を持つよさ

  • 子どもが心身共に健康に生きていける子育てになる
  • 遠い子どもの未来の幸せを考えた子育てになる
  • 軸のある子育てになる

具体的にどんな目標がいいのかは、アドラー心理学を基にした子育ての方の目標がおすすめです💡

【行動面の目標】

  • 自立する
  • 社会と調和して生きる

【心理面の目標】

  • 「私には能力がある」という信念をもつ
  • 「人々は仲間だ」という信念をもつ

参考:3歳からのアドラー式子育て術パセージ 清野雅子 岡山恵実

アドラー心理学の創始者、アルフレッド・アドラーは人間の幸せを「共同体感覚をもつこと」と提唱しました。

子育ての目標は共同体感覚を言い換えたものです。

親は

  • 子どもが「自分には能力がある」って思ってくれるかな?
  • 子どもは「親は私の仲間だ」って思ってくれるかな?

と自分の言動をチェックしていくことが重要です。

そうすることで、子育ての目標に向かう子育て=子どもが共同体感覚をもつお手伝いができるのです

子どもへの対応に迷ったら

  • 対等で尊敬している友達にならどうするか考える
  • このブログで具体的テクニックを学ぶ

「友達にならどうするか」と考えることで、対応を客観的に考えることができ、子どもに対して余計なおせっかいや押し付けをしにくくなります。

また子育ての目標の向かい方にはコツがあります。

そのコツをぜひこのブログで学んでください。

子育ての目標に向かうための注意点

  • 完璧な親なんていない
  • 子育てをがんばる自分を癒す

この世に完璧な親はいません。

大切なことは、失敗しても自分自身が人間として成長できるように努めることです。

そして自分も癒していきましょう!

  • いいところ探しをする
  • 自分の人生の幸せを考える
  • 第三者にも頼る

子育てはとても重要なことですが、自分の人生の一部に過ぎません。

  • 自分を勇気づけ
  • 自分の幸せを追求し
  • 時には人にも頼る

こうすることで、子どもに依存しない子育てができるのです。

子育ての負の連鎖があるように、よい子育ても連鎖します!

ここで学んだ方は、今よい子育てへの入口に立っています!

ぜひ実践してみてくださいね!